一般的に魚は水温変化の少ない水深のある場所で越冬しますよね.
ドジョウも深場の泥に潜って越冬すると思ってました.が,実は水田の土中で多くの個体が越冬しているようです.さすがは腸呼吸.
田んぼの結構乾いた土を掘り堀りしていると・・・ドジョウが出てきます.
コドラート調査の結果,3反標準区画水田あたり6500尾程度は越冬しているのではないかという結果になりました.相当な数ですね.冬季耕起が生物に及ぼす影響では,いつもカエル類について議論されますが,こうなるとドジョウも対象になってきますね.
修士のK君は,田面越冬の割合がカラドジョウとドジョウで異なると仮説を立てて調査してます.どのような結果になるのか・・お楽しみに.
水路で採捕していたらチビスッポンが現れました.2個体いましたが,片やおとなしいのんびり屋さん,こなた何でもかぶりつくアグレッシブな奴.性格がここまで違うことにびっくりしました.
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