2023年4月7日金曜日

新年度,あけましておめでとうございます

一年近くご無沙汰してしまいました.

この間,自ら運転していたトラクターに轢かれ,体調不良でぶっ倒れ,長期入院し・・・・

厄年でもないのに散々な一年となってしまいました.


新たな年度を迎え,ようやく復帰しましたので,今後ともよろしくお願いいたします.



退院の足で気になっていた田んぼに行ってみました.

桜の花びらが舞う中,アケビの花が咲いていました.

いつの間にか春は終わっていました・・・





2022年5月13日金曜日

水棲生物識別実習 in 長良川・武儀川

 5/10の水棲生物識別実習は,水棲昆虫の観察をしに長良川と武儀川に行った.

コロナの影響で中止が続いていたので3年ぶり.やっぱり川は楽しいですね.






以下,採捕できたのは・・・
カワゲラ目(カミムラカワゲラ他)
カゲロウ目(エルモンヒラタカゲロウ他)
トビケラ目(ヒゲナガカワトビケラ他)
ヘビトンボ目(ヘビトンボ,タイリククロスジヘビトンボ)
トンボ目(コオニヤンマ,カワトンボ他)
カメムシ目(ナベブタムシ)
コウチュウ目
ハエ目
魚類(アブラハヤ,アカザ,スナヤツメ,フナ類,カワヨシノボリ,ゴクラクハゼ,オイカワ,カワムツ他)



天気も良くて気持ちよかったです.


アカハライモリの口から・・・

ため池調査.

退避水域にアカハライモリが集ってきました.


100尾以上採捕されましたが,その中の1尾の口から糸のようなものが・・・

引っ張ってみると,ズルズル・・・ズルズル・・・・


ハリガネムシでした.





30cm以上飲み込んでいました.
ちゅるちゅる吸い込めないだろう・・・だったら少しずつ飲み込んでいったのかな?
すごい時間かかったんだろうなあ・・・・  引っ張り出してごめんなさい・・・

でも,もうすぐ好物のモリアオガエル幼生が空から降ってきますよ・・・


軍馬政策

 お宮掃除の休憩時間,集落の長老(95歳)にいろんな話を伺った.

日中戦争時代の軍馬政策について,興味深かったので紹介します.


日本では戦国時代から,馬は軍馬としてあるいは農耕馬として重宝されてきました.

とはいえ進軍と農耕では必要な能力も異なるため,明治以降ではハイブリッド利用可能な馬の品種改良も行われていたそうです.


日中戦争の時代,うちの村の農耕馬たちは徴馬によって満州に送られたそうです.馬に対しても赤紙(召集令状)が来たそうです.

そうなると,農耕作業が滞ってしまいます.なので多くの人が牛を購入したそうです.しかし,牛は馬に比べ言うことを聞かないらしく,多くの人が暴れる牛によってけがをされたそうです.

長老曰く,「飼うんだったら馬にしときなさい.牛はだめだよ」と.

アドバイスはありがたく聞きますが,馬,飼いません(笑


今年も田植えが始まりました.私の田んぼはまだ代掻きもしてません.焦ります・・・











満州で進軍していたであろう騎馬隊.

短足ガッシリ体形の農耕馬部隊・・・想像がつきません.

2022年4月2日土曜日

久々の更新 いつの間にかすっかり春ですね

 卒論修論報告書・・・バタバタと時間が過ぎてゆきましたが,桜も満開.すっかり春になってしまいました.


この間もちょこちょこ調査には出ていましたが,いろんな生き物が冬の眠りから目覚めて動き出していました.アマガエルも3/30の調査で鳴いていました.


水路を歩いていると,脱出できずもがいていたモグラさん.コウベモグラかな.

畑で見ると憎たらしい存在ですが,水路で見ると可愛く見えます.人間って勝手ですね.











藁を積んだままにしていて気になっていた田んぼですが,エンジン積み替えて元気になった藁カッターで切藁にして田んぼに撒いてきました.遠目に見る藁カッターはワニのようです.











家族総出で午前中いっぱい半日仕事.とはいえ,途中何度もカヤネズミが出てきて作業が中断してしまいました.











積み藁の下には謎のタマゴが.何だろう?育ててみるか・・・











作業を終えて軽トラに戻ってみると,子供たちが集めてたカヤネズミの巣が山積みに・・・きっとすごい数の個体がいるんでしょうね.










さあ,お昼からはお宮さんの例大祭です.今年も氏子総代なので頑張ります.



2022年1月20日木曜日

厳冬期の調査

 連日寒いですが,冬も調査は続きます.

月曜日,最高気温3℃,寒風吹く中,田んぼほりほりジャンボタニシ探し.

ジャンタニ君,寒さに弱いはずなのに,いつまで生きてるのでしょうか.こっちが先にくたばりそうです.





木曜日,雪舞う中,水路でカダヤシを追いました.水温2.5℃でした・・・





ふと足元を見ると.ジャンタニの死殻の中に山野草の世界を感じました.



鳥類識別実習 大学周辺の冬鳥(1/18)

 最高気温3℃という厳しい寒さの中,鳥を見て回りました.










全国各地で行われている河川林の伐採や浚渫により,川の様相が激変しています.

大学横の伊自良川もこの通り.ゲリラ豪雨が増えている昨今,洪水対策は欠かせないのでしょうが,なんだかなあ…という感じです.

岐阜県の場合には,鮎を食べてしまうカワウ対策の意味もあるのですが,ここにあったゴイサギのコロニーも一緒に失われてしまいました.特定の生物だけを間引くなんてことはできないんですね.

この河川整備の影響なのでしょうか?伊自良川だけでなく,バンが池にもほとんどカモ類がいませんでした.渡り鳥はわたって栗崎屋途中のルートの影響もうけるので,ここだけの問題ではないのですが,今年はほんとに種数も個体数も少なかったです.

約半日で確認できたのは・・・35種でした.

カルガモ,コガモ,ヨシガモ,ヒドリガモ,オカヨシガモ

ミサゴ,チョウゲンボウ,オオタカ,トビ

シメ,カワラヒワ,モズ,スズメ,ハクセキレイ,セグロセキレイ,ヒヨドリ,ムクドリ,

キジバト,ドバト,コサギ,アオサギ,ダイサギ,カワセミ,ジョウビタキ,カワウ,

ハシボソガラス,シロハラ,エナガ,シジュウカラ,カイツブリ,オオバン,ホオジロ,

イソヒヨドリ,イソシギ,クサシギ(?)


それにしても寒かったです.個体数トップは…ヌートリアだったかも.

新年度,あけましておめでとうございます

一年近くご無沙汰してしまいました. この間,自ら運転していたトラクターに轢かれ,体調不良でぶっ倒れ,長期入院し・・・・ 厄年でもないのに散々な一年となってしまいました. 新たな年度を迎え,ようやく復帰しましたので,今後ともよろしくお願いいたします. 退院の足で気になっていた田んぼ...