アカハライモリを求めて,岐阜県内のため池を百か所近く回った.
アカハラがいたのは10%ちょい位だっただろうか.思ったよりも少なかった.
一番多く出会えたのは,残念ながらウシガエル.他に大学周辺では珍しいツチガエル.魚類では移植であろうと思われるミナミメダカ,コイ,フナ類.水生昆虫ではマツモムシ,ミズカマキリやコオイムシが多かったです.
ヤゴもたくさんいました.ヤゴの同定スキル向上のため,勉強会,その名もヤゴの会を発足しますので,興味ある人は連絡ください.
植物もいろいろありましたが,これまた現在勉強中.
アカハラさんの遭遇率が少なかったのは,季節変化もあるのだと思われます.
秋と春の繁殖期,初夏の産卵期はため池に戻ると考えられますが,それ以外の季節はどこにいるのでしょうか?今回(11月末)の調査では,ある程度深い場所(70cmくらい)に多くいたので,池内にいても越冬期には深場に移動するのかもしれません.アカハラの生活史における生息環境の変化を追ってみると面白そうですね.
江戸後期に造成されてから改修されていないため池は,山の奥深くにポツンとあったりします.過酷な道ともいえぬ道を進んでいくので,我がブリハイ(ブリスターフェンダーハイラックス)のタイヤもBFGoodrichA/Tに.かっちょいい!これでどこでも調査に行けます.
0 件のコメント:
コメントを投稿