どちらも長年担当させてもらっているのですが,新型コロナの影響なのか,いずれも抽選になるほどの申し込みがありました.いろいろな人と話をしてみると,どこの講座も大盛況のようです.旅行もしづらい状況で,密になりにくいフィールド系の講座に注目が集まっているからでしょうか.
昨年は環境学習自体が相次いで中止となり,参加費が重要な収入源になっているNPOなどは経営に支障をきたすこともあったようで,大丈夫ですか?と環境省から聞き取り調査がありました.今年はどこの団体も対策しながら頑張って実施しています.
さて,ぎふ地球環境塾では,例年通り『生きものは不思議な関係でつながっている』と題し,イシガイ目二枚貝やハリガネムシなどを例に生物の相互関係について,またそれらの関係がどこか崩れると予想だにしないことが起こりかねない,なので生物多様性は重要だよねという話をしてきました.でも小学生とっては講義よりも実物が一番!というわけで,会場周辺で様々な水棲生物を採捕して,実際に見てもらいました.みんなそっちに夢中になっちゃいました.
なごや環境大学では,生物の繁殖戦略について,海の貝類,エビ・カニ類はたくさんの卵を産んで幼生はプランクトン生活をする種が多いこと,一方,河川では稚貝,稚エビを産む種が多いことなどについて話をしました.卵のサイズや産卵数,繁殖場所の条件などによっていろんな繁殖方法があることに興味を持ってもらえたかなと思います.
今日の干潟は雲は多かったものの,風があって気持ちよかったです.
ニホンスナモグリやニホンウナギも姿を見せてくれました.干潟はいつ行っても楽しいですね.
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