梅雨の晴れ間.輪之内町に行ってきた.
7年ほど前にカダヤシの侵入を確認したが,その後あっという間に拡散し,ミナミメダカは減ってきた.
どのような場所でカダヤシが優占するのか?依然としてメダカが優占している場所もあるが,そのような場所はどういう環境なのか?
カダヤシとメダカの好適環境を明らかにし,カダヤシ対策とメダカの保全につなげようという研究です.(修士のO君が頑張っています)
ハツシモの田植えもピークを迎え,水路の水位は高く,濁りも強烈.
こんな時は魚は採れない.採捕効率が悪いのか?どこかに退避しているのか?
田んぼにはアラレのような丸い粒々.
少しずつ肥料分が溶けだすので,元肥のみで追肥しなくていい一発系肥料です.
知らない人が見たら魚の卵にしか見えませんね.
先日藤前干潟に行きましたが,田んぼの無い海でもすごい量のこれが見つかりました.
マイクロプラスチック問題が叫ばれてますが,これは半端ない負荷だと感じます.
でも本当に便利なんですよね.我が家の水田には使ってませんが,集約化を進めている農家が使用する気持ちはよくわかります.単に使うなというだけでは解決しないので,早期に分解する代替品(今の商品も分解するとは言ってますが,実際には何年かかることやら・・・)が必要なのではないでしょうか.
カプセルという同じ仕組みですが,苗箱に種もみをまく際に一緒にまくものがあり,それなら使用量が20分の一以下になるのですが,使用量が少ないと売れないわけで・・・農協は嫌がるんですね.闇です.
話を調査に戻します.今日,面白いものを見つけました.
左からスクミリンゴガイ,マルタニシ,ヒメタニシです.
近くの調査圃場では早くも中干しが始まりました.
我が家の田んぼはまだ田植えもしていないのに・・・苗よ,はやく大きくなってくれ!!
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