お宮掃除の休憩時間,集落の長老(95歳)にいろんな話を伺った.
日中戦争時代の軍馬政策について,興味深かったので紹介します.
日本では戦国時代から,馬は軍馬としてあるいは農耕馬として重宝されてきました.
とはいえ進軍と農耕では必要な能力も異なるため,明治以降ではハイブリッド利用可能な馬の品種改良も行われていたそうです.
日中戦争の時代,うちの村の農耕馬たちは徴馬によって満州に送られたそうです.馬に対しても赤紙(召集令状)が来たそうです.
そうなると,農耕作業が滞ってしまいます.なので多くの人が牛を購入したそうです.しかし,牛は馬に比べ言うことを聞かないらしく,多くの人が暴れる牛によってけがをされたそうです.
長老曰く,「飼うんだったら馬にしときなさい.牛はだめだよ」と.
アドバイスはありがたく聞きますが,馬,飼いません(笑
今年も田植えが始まりました.私の田んぼはまだ代掻きもしてません.焦ります・・・
満州で進軍していたであろう騎馬隊.
短足ガッシリ体形の農耕馬部隊・・・想像がつきません.
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